企業に勤めていると、労働組合が主催してライフプランセミナーなどが開催される事がある。
年齢に応じて結婚や出産、学資保険、老後資産などがマイルストーンのように設計されていて、それらに応じた資産運用を行うように促すセミナーだ。
そして、その講師が該当する保険商品・金融商品などを紹介するが納得いく商品でない事が多い。
それは何故なら、それらの講師はどこかの国内金融機関・国内保険会社などに紐付いたFPだったり、会社に出入りが許可されている保険営業マンだったりするので、そうした人が販売できる商品を紹介する事が目的のセミナーであるからだ。
家族への保障を考えるのは重要だからこそ、海外にまで視野を向けて検討すべき!
一言で保障が必要と言っても様々なケースがある。
結婚や出産で守るべき者が増えれば、生計を立てている主が亡くなっても家族が路頭に迷わないようにしてくれる生命保険や、子供の学費を賄えるようにする学資保険を検討するだろうし、定年後に収入が無くなった時の為に備える老後資金なども現役時代から考えておかなくてはならない。
その他、医療保険や損害保険などもあるだろう。
セミナーはそうしたケースを一般的に捉えて話す事になるが、セミナー後に何かしなくちゃならないと思い講師に相談してみたところ、納得できないプランを紹介されて、悩みが解決されない人も多い。
それは何故なら、そうした講師が紹介する金融商品が残念な利回りだったりと商品がショボいからである。
だが、悩みが継続するのはプラスと捉えて良い。
悩む事無く、のこのことそうした講師が言うがままに契約をしてしまうと、数年後・数十年後に本当に残念な商品を契約してしまったと気付くのだが、そのタイミングでは後の祭り。
実のところ、セミナー講師と言うブランディングに負け、セミナー講師が話す事を信じるがままに行動してしまう人の方が圧倒的に多い。
結果的に上手く資産価値は向上しないのだが、それでもそれが普通だと考える日本人が大多数なはずだ。
流されやすい国民性故の行動だろうが、セミナー講師としては有難い事だろう。
セミナー講師の話を聞いたとしてもそれを鵜呑みしてはならない。
悩みを持って、家族の為に真剣に考えて、納得できる商品を探せばよい。
だが、日本国内で生命保険・学資保険・年金プランなどを探しても納得できる商品とは出会えないのが現実だ。
日本の金融機関・生命保険会社が出している商品は団栗の背比べだからだ。
だからこそ、セミナー講師にお勧めの保険商品・金融商品を紹介されても、これで良いんだ!と思ってしまうのだろう。
その根本は超低金利な日本国債に原因がある。
超低金利な日本国債が大量に発行されているが、大量に発行できるのは保険会社等の金融機関に半強制的に購入させているからだ。
だからこそ、日本国内では利回りの良い保険商品・金融商品に出会える事はなく、どの会社もほぼ横並びの金融商品しか提供できない。
1%にも満たない金融商品ばかりなのである。
だが、海外に目を向ければ、日本国債に縛られる事無く運用を行っている保険会社がある事に気付く。
利回りの良い保険商品や金融商品(生命保険・学資保険・年金プラン等)を提供していて、日本人の契約を受け入れている保険会社もある。
貯蓄型生命保険であれば、利回り4%程度で運用されていたりする。
1%と4%の違いがどれ程かと言えば、72の法則に当てはめて考えてもらえればいいだろう。
1%だと資産が2倍になるのに72年かかるが、4%であれば18年で資産が2倍になり、36年で4倍、54年で8倍へと増えていく。
(日本の金融商品は分かりやすいように1%としているが、実際には1%出る商品はほとんどない。)
貯蓄性に特化した保険商品であれば、利回り6~7%で複利運用されていたりする。
自分の大事な家族の為にどのような保障を得るかを考える事は重要であり、考えていけばいくほど、日本には答えがないと気付くと思う。
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家族が喜ぶ保険商品・金融商品とは?
ここまでの説明で、海外には日本とは違い満足する保険商品・金融商品が本当にあるのだろうか?と感じた人も多いと思う。
海外の保険会社は日本とは比較にならないような利回りや特徴を持った保険商品・金融商品を実際に提供している。
生命保険であれば、サンライフ香港社のライフブリリアンスやFTLife社のOn Your Mindという商品がある。
これらは貯蓄型生命保険となっていて、保障と貯蓄が両立できる。
日本では「保障と貯蓄は別のもの」と言われていたりするが、その言葉こそが日本の保険業界が力がない事を示している。
海外の保険商品では保障と貯蓄が両立できるのだ。
と言うのも、日本の生命保険は契約時に設定した死亡保険金(保障)は契約後もそれほど増えず、解約返戻金(貯蓄)も満期間近になってようやくプラスになるような商品ばかりである。
これではインフレーションに勝てないので保険料がもったいない。
海外の生命保険は死亡保険金も解約返戻金も保険会社の運用によって年々増加していくので、もしもの時の保障はもちろんだが、将来的に一部引き出しや解約によって年金を確保する事もできる。
また、被保険者をお子さんに設定する事も可能。
0歳児の赤ちゃんから被保険者にすることができ、そうすると契約期間が長くなるので、その分だけ時価総額(解約返戻金)はどんどん大きくなっていく。
海外ではお子さんを被保険者にして生命保険を契約する事は珍しい事でも何でもない。
もちろん、お子さんが亡くなる事を考えての契約ではなく、当初は貯蓄性に着目し、お子さんの学資保険や結婚資金、はたまた出産費用やその後の養育費として活用できるのだ。
お子さんが成人し、然るべきタイミングで契約者もお子さんに変更し、生命保険そのものをプレゼントすると言う発想もあったりする。
また、生命保険の機能は不要で、貯蓄性だけを求める人もいる事だろう。
そうした方には、貯蓄性保険商品を検討すれば良いと思う。
例えば、サンライフ香港社が提供するSunJoy Globalという商品があったりする。
貯蓄性に特化しているので更に利回りはよく6~7%で複利運用される商品で、リターンは以下のようにシミュレーションされている。
◆10年目:140%
◆15年目:191%
◆20年目:279%
◆25年目:394%
◆30年目:551%
この商品であれば将来資金・年金資金を構築しやすいはずだ。
また、学資保険などお子さんの為の資産構築としても活用できる。
(この商品もお子さんを被保険者に設定可能。)
どの商品が良いかは、個々の予算や考えによってくる。
こうした海外の保険商品・金融商品は海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
なので、海外の保険商品に興味があれば海外にあるIFAに直接連絡をする事となる。
海外IFAと言えど日本人スタッフがいるIFAもあるので、そうしたIFAであれば日本語でストレスなくやり取りできる。
家族の事を思うのであれば、視野を海外に広げて価値ある保険商品・金融商品を見つけてみるべきではないだろうか?
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