リスクヘッジとかリスク対策という言葉は良く見聞きすると思うが、「リスクオフ」という言葉は聞いた事があるだろうか?
リスクオフとは、投資家がリスクを回避するようになり、より安全な資産に資金が向かいやすい相場状況を表した金融用語であり、投資先をリスクの高い金融商品からリスクの低い金融商品(安全資産)に移す動きのことを指す。
今の日本、そうした状況になっているような気がする。
日本・日本円そのものがリスクが高いと感じ、資産保全の為に資産移転を考える富裕層・資産家が増えている!
人口減少・少子高齢化が進む日本。
今後、その傾向は更に顕著になっていく。
2050年代には日本の総人口は1億人を割り込むと予想されており、高齢化率(65歳以上人口割合)は40%近くになる見込みだ。
人口減少・少子高齢化が進む国で経済が上向く事は考え難い。
逆に多額の社会保障費が必要となってくるので、日本は厳しい状況に置かれている。
日本には国債発行という得意技があるが、増税や社会保障費を上げていかないと賄いきれないはずだ。
政府は常に増税や社会保障費を上げる事を考えている。
最悪のケースでは預金封鎖からの財産税徴収などと言った事を考えている人もいたりするし、そこまで極端な事が行われなくとも、インフレが起こり、日本円の価値が下がっていく事は大いに考えられる。
現に、コロナ禍後半から円安が加速している。
それだけ日本円の価値が下がっているのだ。
日本で日本円を放置していると、それだけで徐々に資産価値が下がっていく状態となっている。
また、日本国内に利回りの良い保険商品や金融商品も見当たらず、日本円だけでなく、日本そのものも投資環境と言う意味でリスクが高いと評価されてしまっているのだ。
こうした流れから富裕層・資産家を中心に日本国内だけに資産を所有するリスクを感じる人が増えていて、冒頭に説明したリスクオフの動きをしている人が多くなっているように感じる。
日本や日本円そのものをリスクの高い金融環境と捉え、海外で米ドルや米ドル建ての保険商品・金融商品を購入をする富裕層・資産家が増加しているのだ。
とは言え、日本にいながら日本にある日本円をどのように海外で米ドルや米ドル建ての保険商品・金融商品へと展開していけば良いのだろうか?
富裕層・資産家が何をしているかと言えば、日本国内にいながら契約できる海外の米ドル建て保険商品・金融商品を契約して、自分は海外に行かずとも資産だけ海外に逃避させる資産移転(キャピタルフライト)を行っているのだ。
海外には利回り5%程度で複利運用されている貯蓄型生命保険商品がある。
また、貯蓄性に特化しか保険商品であれば、利回り6~7%で複利運用されている商品があったりする。
リスクオフで海外に資産を送ったとして、仮に日本円が安泰であったとしても、リターンの高い運用により資産は増えていくのでメリットが大きい。
コロナ禍後半からは円安と共にインフレーションも進行している。
インフレ・物価高騰にも負けない資産保全を行おうとしたら、利回りの高い保険商品・金融商品を活用するのがベストと言えるだろう。
日本で物価高騰に困っている人は増えているが、日本のインフレ率は世界のインフレ率と比較するとまだまだ低い。
だが、世界は繋がっているので、いつ日本も世界レベルのインフレに襲われるかは分からない。
そうした物価高騰・インフレに負けない資産運用を行っていかなければならないのだ。
リスクオフで資産保全を考えつつ、資産価値を増やしていくことが重要だ。
問題は海外の保険商品や金融商品はいつまで日本居住の日本人が契約できるか分からないところにある。
定期的に日本居住の日本人を受け入れ停止にするプロバイダー(保険会社などの商品提供会社)が表れる。
先手先手で対応していかなければ、気付いた時には時既に遅しとなっているかもしれない。
*ご質問やご質問等はこちらから。
海外の利回りの良い保険商品とは?契約方法とは?
実際、海外の保険会社はどれほどの利回りとなっているのだろうか?
日本人が最も契約していると言われている海外の保険会社としてサンライフ香港社があるが、サンライフ香港社の貯蓄型生命保険について、以下リンクで幾つかシミュレーションを入れている。

日本の生命保険の場合は利回りの低さから保障と貯蓄は別のものと言われているが、それはあくまで日本の保険会社の話である。
海外の保険会社は利回り良く保障(死亡保険金)と貯蓄(解約返戻金)を両立できる。
サンライフ香港社は日本人の契約者が多いのだが、残念ながら日本の法人では受け入れてはもらえない。
個人での契約は大丈夫なのだが、富裕層・経営者の方の中には法人での契約をお考えの方がいるかもしれない。
そうした方は、CTF Life社が提供している貯蓄型生命保険を契約する事を考えてみては如何かと思う。

また、貯蓄性よりも死亡保険金を重視して相続税対策を考える人もいると思う。
そんな方にはユニバーサルライフがお勧めとなってくるが、ケイマン等籍のパンアメリカンライフの商品の契約を検討してみるのが良いと思う。

逆に、生命保険の機能は不要で貯蓄性に特化しか商品を好む方がいるかもしれない。
そんな方にはサンライフ香港社の貯蓄型保険商品があったりするが、契約者や被保険者を何度も変更可能だったり、証券を分割出来たりするので、相続や資産承継プランとしても活用できたりする。


サンライフ香港社の場合は貯蓄型保険商品も法人では契約できない。
法人で貯蓄型保険商品を契約したいのであれば、Fubon Lifeの商品が選択できる。

いくつか商品を紹介したが、全て日本にいながら契約が可能となっている。
保険料の支払いも銀行送金やクレジットカードでの引き落としで可能なので、日本にいながら資産移転・資産保全が完了するのだ。
こうした海外の保険商品、どのように契約をすれば良いのだろうか?
海外の保険会社は直接クライアントを受け入れていない事がほとんどで、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負うシステムになっている。
海外の保険会社のIFA=正規代理店なので日本国内にそのIFAは存在しないのだが、海外のIFAでも日本人スタッフがいるところもある。
日本人スタッフがいるIFAで、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んで話を聞いてみれば良い。
IFAは総合代理店になっているので、多くの保険会社と提携しているIFAであれば選択肢は増える。
そうしたIFA、自身の予算や考え、家族状況などを伝えることで、ご自身に合致した商品やプラン、スキームなどを提案してくれるはずだ。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
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